キウイの受粉

5月になり、いよいよキウイの学校の本格スタートです!
「あと何日でキウイの学校?」と、子供もずいぶんと楽しみにしていました。

5月に入っての最初の作業は受粉作業です。
作業予定日の前日に電話打合せしたところ、
「いつまでも寒さが残り、今年は開花が遅れがち」とのこと。
そこで開花の時期を見計らって一週間待ってみることとしました。


翌週、作業前日に再度お電話をしたところ、
やはりまだ完全に開花はしていないものの、
この時期を逃すと平日になってしまう可能性もあったため、日曜日に伺うことにしました。


作業当日は快晴で、ちょっと動くと汗ばむような陽気でした。
ですが、やはり例年より開花が2週間程度遅れているようで、今日は1本だけある早生の木への受粉を行いました。


準備作業として、花粉に「着色」します。
といっても色を塗る訳ではなく、花粉は雄花のヤクを乾燥させ、
花粉だけ選別して取り出したものを、10倍量の着色粉に混ぜておきます。
11[1].jpg

作業道具を携えて、いざ畑へ出発です。
急勾配の斜面を登っていくと、そこかしこでミカンの花が咲いてさわやかないい匂いです。


今日は一本の木の雌花に残らず受粉します。
半分はまだつぼみでしたが、中には花ビラが裏返っているほど咲いているものがあります。これに、スプレーガンのような道具で花粉を吹き付けます。
一本の木ですが枝は大きく広がっていて、上を見ながらの作業です。
10[1].jpg

一度花粉を吹き付けた花は着色のおかげで確認でき、これでもれなく受粉作業ができるのです。
いつのまにか、忙しそうにブンブン飛び回っていたミツバチの脚の花粉団子が、着色花粉で みるみるピンク色になっていきます。
まるで、慣れない親子の受粉作業のお手伝いをしてくれているようでした。


上を見上げては、重なった花を全て確認。だんだん腕と首が疲れてきました。
それでもなんとか咲いている全ての花への受粉作業は終了。
これからは、本格的な開花のシーズンを迎え、生産者さんはこの作業をくりかえされるとのこと。
普段何気なく口にするキウイも、こんな大変な作業と時間をかけて育てているなんて、
考えたこともありませんでした。

今度はさらに登った畑に移動です。
さらにもう一本、受粉できそうな木を見つけましたが、それほど花も咲いておらず、
花がないせいか、こちらにはミツバチの姿も見えません。
開いた数少ない花に吹き付けをして、本日の作業を終了いたしました。
posted by NPO小田原食とみどり at 13:28 | Comment(0) | 日記
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